いちSEのつぶやき

エンジニアとして、気になることを残していきます。

曖昧なものを意味づけするために

1. 要求収集(要求のギャザリング)=柔らかなものを集める、雲をつかむ。
 (ドメインボキャブラリ、ドメイン要求の収集)−Mind Map の得意領域
2. 要求構築(要求のモデリング)=集めたものを定義、意味づけし、
 関連をはっきりさせる。
 (ドメインボキャブラリ、ドメイン要求の構築)−UMLの得意領域
UML と Mind Map の融合はなぜ必要か?:An Agile Way:オルタナティブ・ブログ

UMLは要件定義というフェーズでどのように使われているのか
疑問に思ってました。
私は今までの経験上要件定義というものをしたことがありません。
でも、ユーザの立場から考えるといきなりユースケース図や
ユースケース記述などを持ってこられても「???」って
なるだろうな〜って思います。
ユーザはシステム屋ではないので、こちら側の記法を使っても
要求を引き出したり、記載している内容を正しく評価することは
できません。

平鍋さんの要求把握を2段階に分けるという試みは非常に
共感がもてます。マインドマップを使ってとりあえず頭の中にある
様々なものを吐き出してもらって、それらを関連付けする。
その後システム的な解釈も含めた形でUMLモデリングをする。
要求を開発していくという感じですね。